性感染症の予防と対策

子宮や卵巣の病気を予防するためには膣を清潔に保つことが大切

男性の性器は鏡などを使わなくても見える部分が多いため、痒み、ブツブツやただれ、膿の混じった分泌物などのペニスの異常は比較的簡単に発見することが可能です。

一方、女性は自分の目で確認することが難しいため、あまり性器のことを気にする機会がありません。病気にしても、○×症とか○×炎とか確定診断がつかないかぎり、行動に移そうとはしない傾向にあります。

女性の内性器は、膣、子宮、卵管、卵巣で成り立っており、なかでも膣は目で確認し、指で触れることができる身近なものです。膣を清潔にすることは、その奥にある子宮や卵巣の健康状態を保つための大切なセルフケアです。そのためには、膣は自分で洗うことができる(洗いすぎは逆効果!)ことを覚えておきましょう。

おりものは、膣を潤すことで粘膜を保護するだけでなく、古くなって剥がれおちた細胞や受精しなかった精子や卵子などを体外に排出したり、膣内を酸性保つことで雑菌が入るのを防ぐなど、大切な役割を担っています。

このように膣には自浄作用が働いているため、「洗うのはダメ!」という人は少なくありません。膣を洗うと善玉菌まで洗い流してしまい、かえって膣内の雑菌が繁殖する原因になるという考え方です。確かに膣の自浄作用はとても強いのですが、同じくらい強力な自浄作用を持つ口腔内も、マスクを着用していも風邪をひくことはありますよね。

「必ず洗いましょう」と言いたいのではなく、携帯用のビデを適切に利用すれば清潔に保てるので、「洗っても大丈夫ですよ」と。ただし、毎日洗浄するのは膣内環境が悪化してしまいますので注意が必要です。


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